スクワットをしていると、どうしても息切れをしてしまう方に向けて、今回は対処法を教えたいと思います。場合によってはスクワットの呼吸のやり方が間違っているせいでそうなってしまったりということもあります。また、実は筆者もやっていて、同じ息切れという悩みには遭遇しているので、それにどうやって立ち向かっているかなども紹介してみたいと思います。初心者から上級者まで是非とも今後のトレーニングの参考にしてみてください。
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スクワットで息切れする時の対処法
・呼吸を確認する
まずはスクワットで息切れして本気でどうしようもないくらい苦しい方は、スクワットそのもののやり方は間違っていないということが推測できます。そうすると、呼吸をしっかりとできていない可能性があります。まずは息を大きく吸って、お腹に空気をためます。お腹がぼこっと膨らむイメージです。これによって息切れだけではなく、腰や膝を守るきっかけにもなりますし、フォームが安定しやすいです。そのまましゃがんで、立ち上がったときくらいに、息を吐くくらいのイメージでやってみてください。大抵の息切れというのはこれで改善しやすいです。スクワットだけではなく、その他の筋トレでも呼吸は大事になります。もし、それも守っているんだけどというような場合で、息切れで苦しいならば、本気でやるあまりにしっかりと呼吸ができていない可能性があります。本当に呼吸そのものを大げさにやるくらいでやってみましょう。
・インターバルをしっかりとる
スクワットに適切なインターバルは3〜4分とされています。本当に息切れをしてしまうほど本気でやっているのであれば、これくらいは必要です。インターバルについては色々な考え方がありますが、基本的には呼吸が整いかける前くらいで、次のセットを始めるというくらいで筆者はやっております。これをを考えてみると、先ほど3〜4分のインターバルとは書きましたが、2分で呼吸が筆者は整うので、それで息切れで苦しいと思うほどもなく、しっかりとスクワットをして効果が出ています。あなたもこのあたりをしっかりと考えたり、呼吸がどれくらいで整うのかというデータを揃えてみましょう。
・ある程度の息切れは我慢も必要
スクワットというのは真剣にやればやるほど、息切れというものはしてしまうものです。ここまでやってもなお息切れが激しいという方は、心肺機能があまり発達していない可能性があります。それだけに、しばらくやっていればこれらは解決するものだと思って、ある程度だけは我慢してやってみましょう。スクワットというのは一番きついトレーニングで有名です。あなたもそれは身をもって体感していることだろうと思います。筆者も初心者のころは、今よりもスクワットがきつかった覚えがあります。
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・回復期間を無視している可能性
特に息切れでスクワットが嫌いになるほどであれば、そもそもの意味で、回復期間を無視しているのかもしれません。筋持久力を育てたいアスリート以外の方ならば、ここを重視する必要があります。大抵の方はダイエット目的などでやっていると思います。そうであれば、しっかりと回復期間を見極めましょう。超回復とも呼ばれておりますが、大抵は4〜5日で回復するので、そのあたりでスクワットを毎日ではなく、設定してみればいいのかもしれません。しかしながら、あくまでも目安であり、この期間を守る必要はありません。
・適切な重量か確認を
しっかりと適切な重量を選んでいるでしょうか。特にバーベルだったりダンベルだったりだと、筋肥大を狙う方は息切れを簡単に起こしてしまいやすいくらいの激しいトレーニングを行うと思いますが、しっかりと筋肉に効かせることも重要です。もちろん、重さを上げることも重要なのですが、要するにバランスの兼ね合いを考えてください。息切れで本気で苦しいような場合は、自分に適切な重量を扱えているかどうか、無理しすぎていないかなどを改めて確認してください。
・カロリー不足
あなたがダイエット中であれば、スクワットの息切れはそれなりに覚悟しなければならないことです。カロリー消費もそれだけ激しいために、息切れは当然のように苦しいレベルまでになってしまいます。スクワットをしたその日だけでも良いので、セットまでしっかり組んでいるならば50〜100kcalくらいはプラスしてダイエット中でも食事をするようにしてください。タイミング的には前日か当日くらいの好きなタイミングで、いつもこの調味料は使わないけどという感じで、ほんのちょっとだけ甘くします。
スクワットで息切れしたらアンモニア!?
さて、ここまで考えてもなお、スクワットというのは筆者も本気で苦しいと思うくらいまでのことをしておりました。スクワットをする方の共通の課題なのです。特にあの手この手で何か買わせたいのではなく、ドラッグストアに向かってください。そこに、クエン酸なり重曹なりにおいているコーナーにアンモニアがあります。嗅いでみれば、ブリーチのような香りがします。これがスクワットで息切れした時にかなり役立つもので、ふらふらするようなレベルだと、これを嗅ぐことではっと我に返ります。ちなみにこれは、一部のスポーツで試合中に使うなというようなリミッター解除な感じがあるので、禁止されています。ドーピングレベルで危険だというわけではありません。単純に公平性を考えてのことです。
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