スクワットの頻度などで、やりすぎているのではないかと感じている方にお伝えしたい重要なことがあります。もちろん、スクワットは脚を使うので、膝に影響を及ぼすこともあるのですが、それ以外にもやりすぎによって、良くない結果を招いてしまうことがあります。適切な頻度をしって、やり方をしっかりと心得ましょう。また、筋肥大を考えているのを前提にやりすぎると、あなたの脚に思わぬ影響を与えてしまうこともあります。
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スクワットをやりすぎるとどのような悪影響があるか
■筋肥大しない
特に足が細くなりたくてやっているような方は、あまり気にする必要はないのですが、スクワットのやりすぎによって、筋肥大を望んでいる方ならば、まずは肥大することがないどころか、脚が細くなってしまう可能性があります。せっかくトレーニングルーティンを考えてやっていても、ますます逆効果になってしまいます。恐らくココに来る方のほとんどは、あまり筋肥大を望んでいないように思えますので、その他の視点と、中盤あたりにやりすぎとはどのような状態を指すのかということを解説します。
■膝に影響を与える
もちろん、スクワットのやりすぎによって、膝に影響を与えることがあります。かなり追い込んだりするような場合ですが、膝のコラーゲンだったりが磨耗したりする可能性があります。それによって、ちょっと動いただけで膝が痛くなったり、次に回復してやるまでのスクワットの期間が開きすぎたりと、本当に良い影響を与えるどころか、悪影響になってしまいます。それに、体が疲労した状態であれば、それだけまともなフォームは維持しづらいです。筆者もこれは過去に経験があるので、その1つとして書いてみました。
■風邪をひきやすくなる
特にダイエットとスクワットを並行している方であれば、スクワットのやりすぎによって風邪をひきやすくなります。脚には体の半分以上の筋肉が集中しております。それだけに、そこを動かしたりした後というのはかなりの疲労状態となります。そこに疲れを我慢してスクワットをし続けていると、もちろんやりすぎになって、風邪になったりしやすくなります。このあたりは、筆者も腹筋が割れるレベルまで減量を突き詰めていっておりますが、やはり無理してスクワットをやるのは良くないなと本気で感じました。
おかげさまで、現在は減量途中ではあるものの、それなりの体型になれております。
■腰への負担が大きくなる
スクワットのやりすぎは他にも悪影響を与えます。どんなところかというと、膝の説明でも書きましたが、疲労状態でスクワットをすることにより、うまく腹圧をかけられなくなったりします。それによって、いつの間にか良くないフォームになったり、バーベルやダンベルを持っていた場合は、どうにかして無理矢理挙げようとしますが、その過程で腰に負担を与えすぎてしまうこともあります。特に初心者ほどやりすぎなどには注意しましょう。正しい知識を身につけることは、目的の体に最短でなるために必要な知識でもあります。
■体脂肪も増える
意外かも知れませんが、スクワットのやりすぎによって体脂肪が増えてしまうこともあります。これはダイエットを考えている方であれば、非常にうれしくないことです。疲労に加え、無理矢理脚を回復しきれていない状態で動かすことになるため、筋肉の分解が始まり、脂肪に変換されることがあります。特に食事制限をしていると、この状態になりやすいので、しっかりと自分の体調を考えてやるようにしましょう。たまにいい加減になることは、筋トレで重要だったりします。外国人のような「たまにはテキトーでいいじゃん」みたいな精神が必要なのです。
■オーバートレーニングを招くこともある
さて、特にバーベルだったりを使っていると、オーバートレーニングになってしまうことがあります。特にスクワットのやりすぎて、これを招いたという例を見かけましたので、紹介してみました。筆者も今思えばそれだったのかなと思いますが、他の筋トレをやるにしても力が入らなかったり、気分がいつもより下がったり、食事もあまり食べることができなくなったりと、いい影響はありませんでした。
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具体的にスクワットのやりすぎというのはどの程度か
そうは言われても、具体的にスクワットのやりすぎというのはどの程度を指すのかと気になると思います。ダンベルだったりバーベルだったりを使っている方は、回復に要する期間が4〜5日必要になります。超回復とも言われております。これはあくまでも1つの目安なので、その日数どおりに回復するとは限りません。早い人であれば3日だったり、遅い人であれば1週間かかることもあります。どの道、回復しない状態でスクワットをやるのはよくないのでやめておきましょう。特にバーベルなどを持たず、自重オンリーでやっているという方も気をつけておきましょう。自重のスクワットによっては、かなりきついものもあります。やりすぎによって、前述したようなことがあなたの体に現れないわけではありません。特に体重や見た目をかっこよくするために頑張っている方であれば、やりすぎは良くない影響ばかりです。ここに書いた回復期間を1つの目安として、実は自分の体調を見ながらやっていくのが上手に、ダイエットなり増量なり進むきっかけになります。
スクワットのやりすぎはいけない、正しい知識を身につけよう
ここまで書いてみて、スクワットのやりすぎはいかに悪影響を与えるかということがお分かりいただけたと思います。特に毎日やっているような方にとって、ちょっとうれしくないお知らせだったかもしれません。筆者が思うのは、特に毎日スクワットチャレンジでやっている人は、効果が出にくいのではないかなと思ったりします。そんなことから、当サイトはダイエットにしろ、増量にしろ毎日やることはおすすめしておりません。何より、正しい知識を身につけることが重要です。そして、スクワットのやり方だけではなく、栄養も重要視しましょう。特にたんぱく質です。これをおろそかにしている人は、大抵スクワットは意味無い、効果ないなんて嘆いたりします。毎日できるだけの根性があれば、やりすぎを防ぐために正しい知識を手に入れる時間にしましょう。きついことを書いてしまったかもしれませんし、まだまだ納得できないという方も居ると思いますが、ここまで書いたことは事実です。やりすぎに気をつけて、しっかりとしたスクワットライフを楽しんでください。
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