スクワットをやっている方で、1日何回やるのかというような疑問が浮かんでくると思います。これについて、根本的にスクワットどころか、筋トレについて完全なる間違いをしている可能性がありますので、今回は1日に何回というより回数について正しい知識を得てほしいと思います。それによって、効果が出るか出ないかは雲泥の差になります。もちろんゆるくやりたいのであれば別の話です。そんな場合は1日何回でも大丈夫ですが、正しく効果を得るためにはどうするのかという視点で書いてみたいと思います。

 

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1日何回というスクワットの疑問がそもそもおかしい

さて、スクワットをする際に1日何回というような考え方がすでに間違っていると冒頭で書きました。それはなぜなのかというと、スクワットは10回やれば脚やせする、ダイエットできる、筋肉が大きくなるということはそれらの決定要因にはなりません。1回1回うまくスクワットによって脚に負荷がかけられているかどうかというような問題になります。仮に100回できるようなスクワットというのは、その程度の負荷で、体型を変えたいというような場合には時間の無駄です。もちろんあなたが持久力を考えなければいけないアスリートならば、1日何回かと問われると、出来れば出来るほど良いと筆者は答えたいところですが、大半の場合はダイエットなどの目的です。まずは、この知識を前提に具体的に1日の回数について改めて決定して行こうと思います。

スクワットは1日何回でもいいけど

先ほど、スクワットは1日の回数のうちに何回という決まりはないということが、なんとなくお分かりいただけたかと思います。そして、回数よりは1回あたりのクオリティが体型に直結するというニュアンスで書きました。それらを踏まえたうえで、フォームがしっかりしているという前提で、矛盾しているかもしれませんが、あなたにあえて課題を与えるとすれば、1日に10回3セットがまずは初心者の目標です。あくまでも課題として、とらえてくださいこれには男性、女性など差はありません。女性でも男性くらい本気でやらないと変わらないのがスクワットなのです。このあたりの回数についてはすぐにこなせる方、こなせない方、それぞれの筋力によって異なるので、できれば、次のレベルにステップアップしましょう。そして、あなたがステップアップできるようなったころに、脚やせなりのダイエット効果が身をもって体感できているはずです。もし、1日何回というような回数がこなせなかったような場合で落ち込みそうならば、次のことも読んでみてください。

 

スクワットができない原因とアドバイス

 

そして、先ほど書いたような回数が何回かこなせるようになってこれば、次にあなたが目指すべきことは、すばやく体型を変えたいのであれば、ダンベルだったりバーベルだったりを用いたトレーニングです。特にこれらを持つと女性の場合は足が大きくなったり、体重の増加などを恐れてしまうかもしれませんが、そこまで簡単に筋肉は肥大しないので気にする必要はありません。目に見えてこの人は足がすごいなと言われるような方は150kgや200kgは平気で持ち上げます。たった5kgや10kgなど何回かスクワットをやっていれば、すぐにこなせるようになるので、あまり大したことがない数字です。下手すると、学生だったり、日常的にパソコンなどを持ち運んでいる社会人などは、そのくらいの重量は持っていたりするかもしれません。また、100%足を太くしたくないのであれば、次は11回3セットできるようにというような、形で少しずつステップアップしていきます。前者と後者の違いでは、前者は筋肉が大きくなりますが、体型を変えるには手っ取り早いです。後者は、筋肉そのものは肥大しないものの、持久力を鍛えることになるためどちらかというとアスリート向けのトレーニングとなり、足はほとんどの場合太くならないものの、変化もあまり見られません。しかも、太くなる要因はスクワット以外に実はあります。

 

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1日に何回かスクワットが決まったあなたへ

1日に何回やるのかとそろそろスクワットの方針について決まってきたのではないかと思います。そして、筆者がこれまでスクワットに関する疑問をなげかけられ、これは明らかに間違っているぞということに遭遇したので、書いてみたいと思います。とある方に、スクワットは1日何回やるべきかと、問われたことがあります。筆者は前述の理屈を述べた上で、あえていうならば10回3セットなので30回であると答えました。そうすると、1日のいつでも良いので分散してやろうと考えている方が、意外に多いことに気づきました。つまり、朝10回、昼10回、夜10回などに分けているパターンです。これが健康目的だったりが主なものであれば良いのですが、脚やせだったりお腹のシェイプアップだったりを本気で期待しているのであれば、間違っていることです。なるべくこれらは1日のうちに1回のトレーニングの中で全て完了させるようにしてください。筋肉とは小さな回復と再生を繰り返して、発達していったり脚やせだったりへ導くのですが、これで毎度のことのように破壊されていては、意味がありません。それは何を意味するかというと、こんな方法でスクワットをやれば、効果が出ないのはもちろんのこと、その不定期なスクワットに耐えようとするために、脚に脂肪がつきやすくなります。そうするとさらにどうなるのかというと、足が太くなったり、余計に見た目が悪くなります。ここまで書けるのはなぜなのかというと、すでに筆者が体験済みだからです。そんなことから、ほっそりした脚でも筋肉質な脚でも筆者は、スクワットで作れる自信があります。そんな結果が今のこの脚です。

 

筆者の脚

スクワットは1日何回かよりも食事も考えて

特にあなたは効果的なスクワットを探していると思います。そして、1日何回やるべきかと、ちょっと勘違いしてしまっていた方の為に、最後に栄養についてのお話もしておきます。特にスクワットをやるのであれば、たんぱく質を摂取してください。これを摂取することによって、体脂肪というのはあなたが思った以上に変わりやすくなります。ダイエットもかねているのであれば、筋肉が増え、脂肪が減ります。こう書くと、特に女性は嫌なイメージを受けるかもしれませんが、脂肪というのは筋肉が支えております。そして、セルライトなり垂れ下がったりして見えるような足は、明らかに筋肉が不足しているのです。それだけに、ある程度筋肉を増やすことも考えてください。もし、本当にそれが嫌ならば、スクワットをした期間の半分くらい運動をしないことでで元通りの脚になります。

 

スクワットにプロテインは必要なのか解説

 

それらを前提として、脚やせ、お腹のシェイプアップを目指すのであれば、たんぱく質は1日あたり体重に対して1.5gをかけた数字が摂取目標です。40kgの体重であれば、60g、鳥胸肉に換算すると300gです。そんなに食べることができないというような場合だったり、作っている暇がないという方はプロテインにたよることも考えてみてください。短期であれば、多少は値が張っても、効果の出せるプロテインを選ぶべきです。値が張るといっても大抵は1杯あたり200円程度だったりします。1日何回のスクワットをやるかという方が陥りがちなことを書いてきましたが、これらのことを守ることで、しっかりと効果的なスクワットをすることができます。あなたにとって、知らないことだらけだったかもしれませんが。是非とも、今後の体作りにお役立てください。

 

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